不妊や流産の原因になることもあります

子宮筋腫は良性のこぶなので、すぐに治療をしないと命にかかわるというものではありません。ただ、異常に経血量が多いとか、貧血に悩まされるようなときは、婦人科で相談しましょう。
また、なかなか妊娠しないと思っていたら、筋腫があったため、という場合も。とくに、粘膜下筋腫があると、子宮内膜がデコボコして、受精卵が着床しにくい原因となります。流産や早産の原因になることもあるので、妊娠を望む人は、早めに治療を受けることをおすすめします。

成人女性の4~5人にひとりが、子宮筋腫です

子宮筋腫は、子宮に良性のこぶ状のかたまりができる病気で、成人女性の4~5人にひとりがなるといわれるほど身近な病気です。
なぜ筋腫ができるのかは、まだはっきりとわかってはいませんが、女性ホルモンの卵胞ホルモンが筋腫を大きくすることに関係していると考えられています。ですから、ホルモンの分泌がさかんな30才以上の成熟期に多くみられます。

子宮筋腫の治療法は?どんなときに手術が必要なの?

症状がない場合は、筋腫の発育度合いや症状を経過観察して様子を見ます。子宮筋腫が大きく、症状がひどい場合は薬物療法によって症状を軽減したり、筋腫の成長を抑えたりします。
薬物療法によって症状が抑えきれない場合や、妊娠を希望する場合、急速に悪化している場合などには、子宮筋腫を摘出する手術が行われることもあります。症状によって手術が必要かどうか異なるため、定期的に検診を受け、診断をしてもらいましょう。